お正月飾り


今頃になってしまいましたが

昨年末に開催した お正月飾り教室の様子を

ご報告します。

*使用した花材*

・根引松・ヒカゲノカズラ・稲穂・金柑・石化柳・水引・縄


今回は初めて使う花材が3つあります。

まず「根引松」 

京都の社寺では、根が付いたままの根引松を飾る習慣があるそうで、

根引松には「地に足がつくように」「成長し続けるように」という

願いが込められているとのこと。

いけばなでもお正月花によく使われる花材でもあります。

2つめは「ヒカゲノカズラ」

日本の山野に古来から自生しているシダ植物で、

常緑で採取後も緑色を保つことから

若さの象徴や長寿祈願といてお正月飾りに使われています。

最近とても人気のある植物で

お正月飾りだけでなく、クリスマス飾りなどにも

よく使われています。


3つめは「石化柳」

オノエヤナギの茎の一部が帯化したもので、

茎の一部が帯状に硬く平たくなっており

枝ぶりが面白い花材です。

いつものように作り方を見て頂いてから

制作に取りかかって頂きます。

今回はシンプルな感じのお正月飾りですが

縄で干支のネズミ、水引でネズミの髭を表すという

遊び心も入れてあります。

鴻巣市環境緑のグループ

平成20年4月1日より鴻巣市都市公園の指定管理者として、 市内20ヶ所の公園を管理運営しています。

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