お正月飾り
今頃になってしまいましたが
昨年末に開催した お正月飾り教室の様子を
ご報告します。
*使用した花材*
・根引松・ヒカゲノカズラ・稲穂・金柑・石化柳・水引・縄
今回は初めて使う花材が3つあります。
まず「根引松」
京都の社寺では、根が付いたままの根引松を飾る習慣があるそうで、
根引松には「地に足がつくように」「成長し続けるように」という
願いが込められているとのこと。
いけばなでもお正月花によく使われる花材でもあります。
2つめは「ヒカゲノカズラ」
日本の山野に古来から自生しているシダ植物で、
常緑で採取後も緑色を保つことから
若さの象徴や長寿祈願といてお正月飾りに使われています。
最近とても人気のある植物で
お正月飾りだけでなく、クリスマス飾りなどにも
よく使われています。
3つめは「石化柳」
オノエヤナギの茎の一部が帯化したもので、
茎の一部が帯状に硬く平たくなっており
枝ぶりが面白い花材です。
いつものように作り方を見て頂いてから
制作に取りかかって頂きます。
今回はシンプルな感じのお正月飾りですが
縄で干支のネズミ、水引でネズミの髭を表すという
遊び心も入れてあります。
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